3階詰所
3階詰所は消化器内科、消化器外科、整形外科、泌尿器科をメインとした急性期の治療・看護を行っています。
また救急受診され、入院加療が必要な患者さんの受け入れや緊急を要する手術を受けられた方への看護も実施しています。
手術後はまず痛みの緩和に努め、それぞれの疾患や手術に応じた看護を行い、早期回復を目指しています。在宅復帰に向けた医療や支援を行うための、地域包括ケア病棟(5階詰所)との連携も行っています。
当院ではクリニカルパスを導入しています。
クリニカルパスとは、患者さんが入院してからの食事や処置、検査、治療、そのための準備や退院後の説明等を日ごとに詳しくまとめたスケジュール表です。
それをもとに看護師が説明し、患者さんの入院生活の不安を少しでも軽減するために努めています。
消化器の手術の場合は、食べ物の消化、吸収や排便などに変化を伴います。
退院に向けて、患者さんとご家族が安心して家庭生活や社会復帰できるように他部門とも連携し支援しています。
健常皮膚へのスキントラブルの予防や傷に対するケアの実施、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)保有者や造設予定の方に対する支援、失禁に伴う皮膚障害などに対するケアなどを皮膚・排泄ケア認定看護師を中心に専門的に看ていきます。
消化器内科では、大腸ポリープのポリープ切除術や早期胃がんの内視鏡切除術、また吐下血に対する緊急内視鏡止血術、食道静脈瘤に対する治療など行っています。
化学療法も実施しており、患者さんが安心して治療を受けられるように、ケアに努めています。
病棟内で専門性を高め質の良い看護ケアを提供できるように定期的にカンファレンス、勉強会を実施しています。