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リハビリテーション科

泉大津市立病院リハビリテーション科は、理学療法士6名/作業療法士4名/言語聴覚士3名で業務にあたっています。
リハビリテーション(rehabilitation)とはre(再び)habilis(適する)というラテン語が語源です。
これは単に機能回復だけでなく「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」を意味します。
私たちは、病気やけがなどで障がいを受けた方が再び社会復帰できるようにお手伝いいたします。

施設基準

理学療法

リハビリテーション室

理学療法とは、何らかの疾病、障がい(スポーツを含む)などに起因する機能・形態障がいに対し、運動療法による筋力、関飾可動域訓練、協調性といった身体機能、および温熱、水、光線、電気などの物理療法による痛み、循環などの改善を図る治療です。

また同時に基本的動作や日常生活活動を改善するための動作訓練や指導を行います。

当院リハビリテーション室では、髪形外科疾患や脳梗塞などの脳血管疾患のほかに、呼吸

器疾患や開腹術後の早期離床訓練、糖尿患者さんへの連動指導なども行っています。

小児部門では、発達障がい児への運動能力の向上やNICU(地域周産期母子医療センター)での低出生体重児へのリハビリテーションを実施しています。

作業療法

作業療法とは

身体又は障がいのある方、またはそれが予測される方に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業療法を用いて、治療、指導及び援助を行うこと

と定義されています。
当院では、事故による重度身体障がい者に対し、感覚刺激の入力や日常生活の直接訓練など活動を通して機能向上を目指しています。小児部門では、早期から発達障がい児への支援として遊びを通して基礎となる運動能力の向上や、発達の課題に対し巧緻性の向上や食時や着替えなど生活動作の練習を実施します。その他、近隣の保健所や学校への巡回など関連機関と連携し、こども達の支援方法についての療育相談を実施しています。

言語聴覚療法

リハビリテーション室

言語聴覚療法とは音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある方についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことが定義されています。
簡単に言うと「ことば」や「聞こえ」「食べ」などに障がいを持つ方を支援させて頂く仕事です。
当院の言語聴覚療法は、病気や事故でこれらの機能が損なわれた方や発達上の問題を抱えたお子さんを対象としています。