栄養状態が低下すると、疾病の治療に不可欠な抵抗力や体力の低下を招くこととなります。
栄養管理科では栄養の改善を主目的に業務を行っています。
治療食として、疾病状態に見合った栄養配分を考えた内容の食事を提供しています。
経口摂取が難しい方には食べやすいよう形態を調整したり、そしゃく嚥下が困難な方には経管による栄養調整食品を提供します。
また、提供する食事を十分な衛生管理のもと安心して摂取していただけるよう日々努めています。

入院患者さんの栄養状態については、担当医師、看護師、薬剤師等との連携により、主観的・包括的・客観的な評価をもとに点滴や食事内容だけでなく嚥下機能のサポートや、チーム医療に貢献しています。
嗜好調査・病室訪問で患者さんの声に耳を傾け、出来る限り患者さんに喜んでいただける様努めております。

■ 個人外来栄養指導

管理栄養士が必要な患者様に対して、主治医の指示のもとに栄養食事指導を実施しています。
食生活の多様化により、宅配サービス、コンビニエンスストア、スーパー等でも簡単に食事を調達できるようになりました。小児から成人まで、患者様のライフスタイルに合わせて、調理法だけでなく、食品の選び方や外食の摂り方など提案させていただきます。また、赤ちゃんの健診でお越しの際に離乳食やアレルギー等にお困りの方は是非一度主治医にご相談ください。

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生活習慣病等は食事療法が疾患へ大きく影響する場合が多々あります。しかし、診療所には管理栄養士がいないところが多いのが現実です。
そこで当院では、日常の診療はそのまま診療所で、栄養指導はかかりつけ医を通して当院でさせていただくことが可能ですので、是非ご利用下さい。

希望の方は予約センター（0725-32-5489）までご連絡下さい。

■ 産後食

産後の身体の回復を助けるために、栄養豊富なバランスの良い食事を摂ることが大切です。出産を終え、休む間もなく育児を頑張るお母さんのお力になれるよう特別なメニューとなっています。またアンケート結果をもとに女性に好まれる献立を取り入れ、食器にもこだわっています。