産 科
妊娠初期から細やかな診療体制を取り、医師と助産師が連携し、妊娠・出産・産後の生活を安全・安心に過ごせるよう支援しています。産婦人科診療相互援助システム(OGCS・大阪府下の産科救急・母体搬送を円滑に行うための連絡調整システム)に加入し、母体搬送を含む早産やハイリスク妊婦にも対応しています。
また、当院は自然な状態での分娩を可能な限り目指し、安全で満足していただける分娩に取り組んでいます。
ご希望に応じて、立会分娩や無痛分娩も可能ですのでご相談ください。赤ちゃんとお母さんの肌が直接触れ合う早期母子接触も行っています。
妊娠中や、入院中はもちろん退院後も母乳相談、育児相談を実施し産前産後の生活を助産師がサポートします。


胎児超音波検査については月曜日~金曜日に検査枠を設け、できる限り妊婦健診と同時に行えるように配慮しています。
さらに4D画像、STIC等のソフトを備え、超音波検査の精度が期待されるようになり、当院では胎児の様子が立体的にみえる超音波検査(4Dエコー)も行っております。
特殊外来として、遺伝カウンセリング外来、月曜・水曜午後の産科1ヶ月健診、月曜・金曜早朝(8時45分~)は子宮がん検診(市民検診)を予約制で行っています。また、助産師による母乳外来を「助産師外来」と改めて以来、母乳相談以外に妊娠・育児に関する相談や指導を行うようになりましたが、相談件数は増加傾向にあります。
母乳に関するトラブルはできるだけ受け入れるよう配慮している為、夜間・休日の相談は病棟勤務の助産師が対応しています。
毎週木曜日には両親学級を行い、妊娠中の生活等について熱心な指導を行っています。
【※現在、両親学級・ヨガ教室は休止中です。】

遺伝カウンセリング外来
出生前相談など遺伝に関する様々な疑問や不安にお答えします
産後ケア入院
産後、授乳や赤ちゃんのお世話で悩んでいるお母さんへ
市立周産期小児医療センターは泉大津市内で唯一の分娩施設です。
分娩に関してはできるだけ医療介入を行わず、自然な状態での分娩を目指し、骨盤位・双胎妊娠に対しても可能であれば経膣分娩の方針としています。
希望があれば硬膜外麻酔による無痛(和痛)分娩が可能で、分娩時の体位も妊婦の希望に応えるよう対処(側臥位での分娩など)しています。
立会い分娩を希望される妊婦さんが増加しつつあり、陣痛時~産褥までを同じ部屋で行えるLDR専用の分娩室で過ごしてもらっています。
当科では常勤医7~8名+応援医で産婦人科当直を交代で行い、夜間の診察・分娩に対処しています。
分娩時の新生児内科医師立ち会いやその後の新生児治療であることから、より安心して出産・子育てができる体制を整えています。


- 上記金額は目安の金額です。母子の健康状態、入院期間、出産時の状況などにより、個人ごとに異なります。
- 出産育児一時金の直接支払制度を利用の場合、支給額を差し引いた金額が請求額となります。
出産育児一時金支給額:50万円(ご加入の健康保険から給付されます) - 室料差額料金は含まれておりません。(有料個室使用の場合は別途費用が発生します。6,000円×日数)
他診療科との連携について
当院は、「地域周産期母子医療センター」としてNICUも備え、分娩時の新生児科医立ち合いやその後の新生児治療等が独立した病棟で可能となっており、より安心して分娩に臨むことができます。
当直医の派遣は大学病院や和泉市立総合医療センターの協力を得ており、大阪府産婦人科相互援助システム(OGCS)の加盟病院でもあるため、NICU稼動以来、母体搬送件数が増加しています。
大阪府産婦人科一次救急の受け入れにも微力でありますが協力させていただいています。
当院では 「持続硬膜外麻酔」 という手法を用いており、背中に挿入したチューブを通して脊髄周囲に麻酔薬を持続的に少量ずつ注入し痛みを和らげます。
この「持続硬膜外麻酔」は無痛(和痛)分娩の手法では最もポピュラーであり、ほとんどの施設でこの手法が用いられています。
分娩初期より麻酔を開始すると分娩が遷延してしまう可能性もあり、子宮口が4~5cm開大したタイミングで麻酔を開始します。
しかし麻酔を開始してから効果があらわれるまでに15分程度かかるため、分娩の進行が早く麻酔を開始できないままに分娩に至る場合もあります。
効果としては、想像できうる最も強い痛みを10とした場合、麻酔により一般的に1~3程度になることが多いです。
痛みの感じ方や麻酔の効果には個人差があり、満足できる除痛ができない場合もあります。
費用は100,000 円(非課税) となっております。
ご希望される方は、診察時に医師へご相談下さい。

1000円/30分~ (時間により費用は異なります)
予約受付時間:15:00~17:00


医師をはじめ助産師、看護師スタッフが産婦さんの生む力と支える気持ちを大切にして満足いくお産にたどりつけるよう支援しています。出産後2時間はLDRで赤ちゃんと一緒に過ごして頂き、その後赤ちゃんは新生児室でお預かりします。
退院してから「本当に母乳だけで足りているのかしら?」「夜になるとよく泣くのだけれどおかしいのかしら?」などいろんな悩みや不安がでてくると思いますが、当産科では、助産師外来も行っており、出産後のさまざまな悩みや不安にも対応しておりますので、お気軽にご相談下さい
担当医
専門領域
周産期
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産婦人科(専門医)指導医
- 日本超音波医学会認定超音波専門医
- 日本周産期・新生児医学会認定 母体・胎児暫定指導医
- 母体保護法指定医
- 日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
- 臨床研修指導医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産婦人科(専門医)指導医
- 日本超音波医学会認定 超音波(専門医)指導医
- 日本周産期・新生児医学会認定 母体・胎児専門医・指導医
- 日本女性医学会認定 女性ヘルスケア(専門医)指導医
- 日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定 臨床遺伝専門医
- 母体保護法指定医
- 日本がん治療認定医機構認定 がん治療医
- 日本性感染症学会認定 性感染症認定医
- 日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
- 日本メディカルAI学会 機械学習・深層学習基礎コース/メディカルAI専門コース修了
- 臨床研修指導医
- 日本医師会認定産業医
専門領域
周産期
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
- 周産期・新生児医学会認定 母体・胎児専門医
- 日本胎児心臓病学会認定 胎児心エコー医
- 日本抗加齢医学会認定 抗加齢専門医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産科婦人科専門医
- 日本周産期・新生児医学会認定 母体・胎児専門医
- 母体保護法指定医
- 日本がん治療認定医機構認定 がん治療医
- 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コース修了
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産科婦人科専門医
- 日本周産期・新生児医学会認定 母体・胎児専門医
- 母体保護法指定医
- 日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
- 日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産科婦人科専門医
- 母体保護法指定医
- 日本周産期・新生児医学会認定 母体・胎児専門医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産科婦人科専門医
- 母体保護法指定医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本産科婦人科学会認定 産科婦人科専門医
専門領域
産婦人科一般
資格
- 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コース修了
専門領域
産婦人科一般
診療科・部門・病棟
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