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オプトアウトによりインフォームドコンセントを取得する研究

オプトアウトとは

一般的に、臨床研究は、文書もしくは口頭による説明を行い、患者さまから同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。(オプトイン)

一方で、個別に同意を得ることが困難な場合で一定の条件を満たす場合や、患者さまへの侵襲や介入がなく診療情報等のみを用いた研究、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さまお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、代わりに、研究の実施についての情報をホームページ等で公開し、患者さまの拒否の機会を保障することが必要とされています。
このような手法を「オプトアウト」と言います。

当院で実施している臨床研究のうち、オプトアウトを用いた研究は以下の通りです。(リンクからオプトアウト文書をご確認いただけます。)

研究への協力を希望されない場合はいつでも拒否ができ、そのために診療上で不利益を被ることはありません。
研究への協力を希望されない場合は、各研究のオプトアウト文書に記載されている担当者までお知らせください。

当院におけるオプトアウト

令和3年3月10日

「日本消化器内視鏡学会による医療情報データベース(Japan Endoscopy Database Project『消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築』)」への情報提供及び研究協力機関としての研究参加

令和3年2月8日

日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究

令和2年3月27日

2015年出生児を対象としたハイリスク新生児医療調査

令和3年5月10日

日本における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染妊婦の実態把握のための多施設共同レジストリ研究