放射線科

放射線科の特徴

一般撮影

胸部X線撮影をはじめ、腹部X線撮影や、すべての骨・関節の撮影を行うことができます。
また、X線を使用して母親の骨盤の大きさと同時に児頭の大きさを計測する骨盤計測撮影もできます。

乳房撮影

乳房撮影室では、乳房専用の撮影装置で乳房を圧迫して薄く広げて撮影します。
多少の痛みを伴うこともありますが、圧迫することで放射線の量を減らせて、乳房内の乳腺組織をはっきりと写し出すことができます。
当院の装置では、日本人乳房に多い高濃度乳腺を描出することができるトモシンセシス撮影が可能です。
圧迫の際に痛みが強い場合は検査担当者にお伝えください。

X線TV

X線を連続的に照射して体の内部を透かして見ることができます。
食道や胃、腸などの消化管を見る検査や、不妊症検査として子宮卵管造影などを行うことができます。

CT

X線を用いて体の断面を撮影できる装置です。
検査時間は、検査部位や方法により異なりますが、おおよそ15分から30分です。従来のCTでは体の輪切りが主でしたが、マルチスライスCTでは画像再構成をおこなうことで、色々な方向からの断面を観察できるようになりました。

MRI

MRIは磁気の力を用いて体のいろいろな断面の撮像、また、造影剤というお薬を使わなくても血管の描出が可能です。
検査時間は、検査部位や方法により異なりますが、おおよそ30分から60分です。放射線を使わないので放射線被ばくはありません。しかし、強い磁場や電磁波を使うので、検査を受けることができない場合があります。手術などで体内に金属などを入れられている方は、必ず、検査担当者にお伝えください。
また、安全のため検査直前に検査担当者から再度、問診確認をさせていただいております。

血管撮影

手足の血管から細い管(カテーテル)を入れ、X線を使用して腹部や骨盤などの血管検査や血管内治療をします。

骨密度測定検査

骨密度測定は、背骨や太もものつけ根(股関節)の骨密度をX線で測定します。検査時間は15分程度です。
診断に加えて、お薬の治療効果の評価にも適しています。

病院連携
放射線科では地域医療連携室を介して病診連携に基づき地域の医療機関(診療所、かかりつけ医)からの紹介患者さんの検査依頼を受け付けております。
CT、MRIの検査依頼がありましたら地域医療連携室にご連絡下さい。
導入機器
放射線科では地域医療連携室を介して病診連携に基づき地域の医療機関(診療所、かかりつけ医)からの紹介患者さんの検査依頼を受け付けております。
CT、MRIの検査依頼がありましたら地域医療連携室にご連絡下さい。

担当医

羽室 雅夫
資格
  • 日本医学放射線学会認定 放射線診断専門医
  • 日本医学放射線学会認定 放射線科研修指導者
  • 日本IVR学会認定 IVR専門医