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平成29年度 泉大津市立病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,268 221 155 190 261 286 585 794 689 204
年齢階級別退院患者数は、泉大津市立病院を退院された患者数を10歳刻みで集計したものです。
泉大津市立病院は平成21年に泉州二次医療圏では3か所しかない地域周産期母子医療センターとして認定を受け、産婦人科・小児科・NICUを備えた、周産期に必要な高度な医療を行う施設です。
また、「泉州地域の小児救急輪番制」に参加しており、和泉、泉大津、岸和田、貝塚の各市立病院と泉佐野市のりんくう総合医療センター、阪南市民病院と岸和田徳洲会病院の他、泉州北部小児初期救急広域センターと協力し、いずれかの施設で365日小児科診療が行える体制をとっています。
そのため、小児疾患に関する入院患者さんが多くなっております。
加えて、地域の中核病院として質の高い診療を行っており、病診連携の一環として、地域の診療所からの入院依頼についても対応しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 67 24.66 20.83 38.8% 85.2
150020xxxxx0xx 細菌性腸炎   手術・処置等2:なし 45 8.04 7.27 6.67% 53.9
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 なし 副傷病:なし 40 11.85 12.34 2.50% 71.68
050130xx99000x 心不全 なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 38 27.08 17.71 15.79% 85.92
0400801499×001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 重症度:A-DROP スコア1 37 13.66 13.51 5.41% 83.57
内科には循環器、呼吸器、内分泌・リウマチ、糖尿病をそれぞれ専門とする医師が在籍し、消化器内科と協同して内科診療を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)   副傷病:なし 215 5.24 5.94 4.65% 1.34
100250xx99100x 下垂体機能低下症 なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 83 1.04 3.71 0.00% 7.75
040100xxxxx00x 喘息   手術・処置等2:なし 副傷病:なし 68 4.90 6.32 7.35% 3.29
030270xxxxxxxx 上気道炎 63 4.25 4.84 3.17% 2,83
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎   手術・処置等2:なし 63 3.94 5.50 1,59% 3.11
小児科は、、「泉州地域の小児救急輪番制」に参加しており、和泉、泉大津、岸和田、貝塚の各市立病院と泉佐野市のりんくう総合医療センター、阪南市民病院と岸和田徳洲会病院の他、泉州北部小児初期救急広域センターと協力し、いずれかの施設で365日小児科診療が行える体制をとっています。
そのため、小児急性疾患に関する入院患者さんが多くなっております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2:なし 42 6.81 6.37 0.00% 55.07
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 28 14.82 15.61 0.00% 74.75
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 7.29 7.40 0.00% 59.48
060020xx99x5xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:5あり 20 7.70 8.29 0.00% 67.5
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む))等 手術・処置等2:なし 18 10.22 11.45 0.00% 65.5
外科・内視鏡外科は、消化器疾患を中心に乳腺疾患も診療を行っております。
また、大阪府がん診療拠点病院として、がん治療にも積極的で、大腸がんをはじめ、胃がん・食道がんに関しても手術を含めた治療を行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) なし 副傷病:なし 15 30.93 19.94 60.00% 79.47
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 11 37.27 27.09 27.27% 85.45
160990xx99x0xx 多部位外傷 なし 手術・処置等2:なし 10 39.5 17.85 40.00% 83.4
整形外科は平成29年度より常勤医師1名を確保することができ、骨折などに対する手術が必要とする患者さんを受け入れることが可能となりました。
平均在院日数が全国平均より長くなっているのは、他のリハビリ施設等に転院するのではなく、リハビリや在宅復帰に向けた準備をする期間を当院の地域包括ケア病棟にて過ごされたためになります。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 45 2.44 7.34 2.22% 7.44
010020x099x00x くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10未満) なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 32 2.25 9.17 6.25% 56.56
010080xx99x00x 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 24 15.54 9.99 4.17% 44.88
030400xx99xxxx 前庭機能障害 なし 14 11.29 5.15 0.00% 60.93
脳神経外科は通常診療に加え、2013年1月よりNASVA委託病床を運営しています。
近畿地区では唯一の委託病床であり、同地区でこれまで入院治療を受けたくても受けられなかった患者さんを積極的に受け入れ、一日も早い社会復帰の可能性を追求しながら、最良の治療と看護を提供していきます。
<NASVA委託病床とは>
NASVA委託病床は、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の委託により運営する病床で、自動車事故による脳損傷で重度の後遺障害が残り、治療と常時の介護を必要とする患者さまを対象に、適切な治療と看護を提供する専門病床です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 62 4.27 6.18 0.00% 0.00
120140xxxxxxxx 流産   50 1.00 2.43 0.00% 31.36
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 なし 手術・処置等2:なし 41 21.61 20.41 9.76 27.98
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 なし 22 12.04 12.02 0.00% 29.73
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 19 9.84 9.91 0.00% 44.05
産婦人科は、和泉市立病院との協力体制により当院は産科に特化し、婦人科悪性症例は和泉市立病院への紹介としています。
また、地域周産期母子医療センターとして認定を受けており、産婦人科・小児科・NICUを備え、周産期に必要な高度な医療を行う施設です。
休日夜間の診察・分娩にも対応し、帝王切開での分娩時の新生児内科医師立ち会いやその後の新生児治療も可能であることから、より安心して出産・子育てができる体制が整っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎   28 4.14 7.23 0.00% 59.86
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患   17 5.17 8.01 0.00% 8.65
030430xx97xxxx 滲出性中耳炎、耳管炎、耳管閉塞 あり 16 1.13 3.29 0.00% 3.86
耳鼻咽喉科は、手術目的での入院となっています。
手術内容に関しては、下記の「診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)」をご参照ください。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 10 8.8 11.73 0.00% 68.8
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 58 9.66 7.31 0.00% 72.86
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1:なし 副傷病:なし 15 3.00 2.73 0.00% 59.07
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 なし 手術・処置等2:2あり 副傷病:なし 9 11.89 11.31 0.00% 71.67
泌尿器科は泌尿器科疾患全般の診療をおこなっております。
その中でも、前立腺肥大症を中心とした高齢者の排尿障害、腎癌、膀胱癌、前立腺癌などの尿路性器癌、腎結石、尿管結石の尿路結石症を中心に治療を行っています。
新生児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) なし 手術・処置等2:なし 29 15.59 11.49 0.00% 0.00
040130xx99x1xx 呼吸不全(その他) なし 手術・処置等2:あり 18 17.78 17.27 5.56% 0.00
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 14 11.21 6.18 0.00% 0.00
新生児内科は、NICU(新生児集中治療室)を有し、NMCS(新生児診療相互援助システム)から周産期医療の協力病院として、重症新生児の紹介を受けています。
また、毎週周産期部門として産科との合同カンファレンスを開催し、ハイリスクの院内出生に万全を期す体制を組んでいます。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 39 6 5 9 1 45 1 第7版
大腸癌 9 20 11 16 5 32 1 第7版
乳癌 37 19 5 2 0 51 1 第7版
肺癌 1 0 1 3 1 17 1 第7版
肝癌 0 0 0 2 0 6 1 第7版
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
現在、日本で最も罹患率の高い5つのがん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)の病期(Stage)ごとの症例数を集計したものです。
泉大津市立病院は「大阪府がん診療拠点病院」の認定を受けています。
特に、消化器内科、外科・内視鏡外科と協同で消化器病センターを運営し、消化器病全般の診療を行っています。
消化器病センターでは、早期胃がんの内視鏡的治療(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)、大腸ポリープ切除術、内視鏡的止血術、内視鏡的乳頭切開術など治療内視鏡にも積極的に取り組んでいます。
また、常勤の病理診断医を配置しており、術中迅速診断についても対応できる体制となっています。
※病期(Stage)とは、がんの進行状態を示すものであり、0期からⅣ期の5つに分類されます。
0期に近いほどがんが小さくとどまっている状態であり、Ⅳ期に近いほどがんが広がっている状態となります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 53 10.36 50.38
中等症 133 16.95 80.76
重症 26 22.46 82.92
超重症 6 36 80.83
不明 0 0 0
成人(20歳以上)の肺炎患者さんについて重症度(A-DROP指標)別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
(市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を言います)
肺炎は、日本の死因順位でも上位に位置する疾患です。
高齢者に多くみられる疾患であるため、早期治療に努めています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 25 41.51 43.48 82.94
その他 8 32.33 16.67 82.92
脳梗塞治療では迅速に治療を行うことがその後の患者さんのADL(日常生活動作)に大きな影響を与えます。
脳梗塞での入院期間は平均在院日数で1か月を超えており、リハビリなどによりADL(日常生活動作)の向上に努めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 160 1.11 2.01 1.25% 69.71
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 59 1.31 1.75 3.39% 65.07
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 32 1.22 7.41 0.00% 72.84
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 22 2.27 11.23 13.64% 74.91
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 18 1.56 6.89 5.56 68.22
内科では、平成20年4月より専門的な診療を行うため、外科・内視鏡外科と協同で消化器病センターを運営し、消化器病全般の診療を行っています。
消化器病センターでは、早期胃がんの内視鏡的治療(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)、大腸ポリープ切除術、内視鏡的止血術、内視鏡的乳頭切開術など治療内視鏡にも積極的に取り組んでいます。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 55 0.78 3.00 0.00% 46.56
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 42 1.07 4.74 0.00% 55.07
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 36 1.97 4.53 0.00% 59.31
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 27 4.44 10.56 0.00% 71.33
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 16 3.38 10.19 12.5% 65.25
外科・内視鏡外科では、身体にやさしい内視鏡外科手術(腹腔鏡下手術)に特化した診療に取り組んでいます。
特に、胆のう結石や胆のう炎、鼠径ヘルニアについては積極的に腹腔鏡下手術で、小さな傷で身体にやさしい手術を行います。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 15 2.53 43.20 13.33% 82.93
K0462 骨折観血的手術(下腿) 6 0.67 14.17 0.00% 56.67
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 5 0.40 8.40 0.00% 31.00
整形外科は平成29年度より常勤医師1名を確保することができ、骨折などに対する手術が必要とする患者さんを受け入れることが可能となりました。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9091 流産手術(妊娠11週まで) 57 0.00 0.00 0.00% 32.04
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 19 1.42 4.58 0.00% 42.58
K877 子宮全摘術 11 1.45 8.00 0.00% 46.27
K866 子宮頸管ポリープ切除術 10 0.00 0.10 0.00% 46.6%
泉大津市立病院は、産婦人科・小児科・NICUを備え、周産期に必要な高度な医療を行う施設として平成21年10月に泉州二次医療圏では3か所しかない施設のひとつとして認定されました。
産婦人科は、妊娠初期から細やかな診療体制を取り、医師と助産師が連携し、妊娠・出産・産後の生活を安全・安心に過ごせるよう支援しています。
産婦人科診療相互援助システム(OGCS・大阪府下の産科救急・母体搬送を円滑に行うための連絡調整システム)に加入し、母体搬送を含む早産やハイリスク妊婦にも対応しており、その中でも分娩に係る手術が多く、帝王切開での分娩時の新生児内科医師立ち会いやその後の新生児治療も可能であることから、より安心して出産・子育てができる体制が整っています。
また、子宮筋腫・卵巣腫瘍・子宮悪性腫瘍・外陰部病変等にも対応しています。
腹腔鏡下手術は主に卵巣腫瘍に対して行っています。
産科・婦人科ともクリニカル・パスを使用し、各々の症例に対して標準化されたケアを行うようにし、在院日数を短くするべく努力しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 280 0.01 1.40 0.00% 75.61
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 19 0.37 7.32 0.00% 66.00
K279 硝子体切除術 2 0.00 6.50 0.00% 54.50
眼科では、白内障の手術が最も多く、2泊3日入院もしくは日帰り入院手術で行っております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 20 1.00 2.20 0.00% 61.65
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 16 0.06 0.06 0.00% 3.88
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 16 1.00 3.38 0.00% 8.81
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 59 2.32 7.75 0.00% 72.90
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 53 2.19 4.25 1.89% 58.58
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 13 0.15 3.08 0.00% 72.69
泌尿器科では膀胱悪性腫瘍の手術をはじめ、腎結石、尿路結石症に対する体外衝撃波腎・尿管結石破砕術などを行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.02
異なる 17 0.37
180010 敗血症 同一 4 0.09
異なる 16 0.34
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる 1 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.26
異なる 5 0.11
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示したものです。
当然、発症率が低いほうが良いのですが、免疫力が低下しているときに合併して発症することが多いため、コントロールが困難な症例と言えます。
更新履歴
H30.9.28
病院情報の公開 作成